2011年9月10日土曜日

小学校パソコンサークル

今年から、娘の小学校のPTAパソコンサークルで講師をしています。
地域と仲のいい小学校で、会員はほとんどが地域の方。
わりとお年を召した方が多いです。

今日は、外に出てデジカメ撮影会をしました。
 校庭の木で写真を撮る会員さん。
1年生が育てている朝顔。

撮ってきた写真のサイズを小さくする方法をやって、次回それを使ってカレンダーかなにかを作ります。
写真を選びながら会員さんたちは「ざくろがきれいね〜」「紫式部の色がいいね」などと、花の名前を当たり前のように呼んで話しています。

わたしは何もわかりません。

以前料亭にいた頃使っていた花だけはわかります。
テッセンとかトルコききょうとか、ミヤコワスレとか。
でもその辺りに咲いている花を見て、名前がわかるということがない。
そういえば、うちの母なんかも歩きながら「ボケの花がどうのこうの」言ってます。

わたしは花を活けるのが好きなのですが、なんせ花の名前を知らない。
せっかく四季のある国に住んでいて、こんなもったいないことはない、と思います。
それに、名前を知ってるというのは、身の回りに当たり前のように花があるということなんだろうと思うし、そういう生活のしかたがうらやましいと思いました。
わたしはこの場所の周囲のものたちに埋もれて生きているんだし、それを普段忘れ過ぎてるのではないかと。
近くにあるものごとにもっと目を向けて、自分の生活している場所をとても自然に理解できるようになりたいと、歴戦の京女(きょうおんな)たちを見ていて思ったのでした。

2011年9月8日木曜日

はじめました

おそるおそる、ブログを始めます。

ずっと、ブログを薦められてきました。でもブログ書くと発散しちゃいそうなので、意識的に避けてきました。
じゃあなぜ始めることにしたかと言うと、大好きな書き手である道明寺史さんのブログ「言葉の花束」(たまにわたしも登場しますw)を読んでいて、自分を日頃から客観視するために書くことは必要かも、と思ったからです。
あと、わたしは日記を書かない上に忘れっぽいので、日常の記録という意味でも何かあったほうがいいだろうと思って。

ツイッターやMixiでお付き合いしてくださってる方はお分かりの通り、わたしは衝動的に適当なことを乱暴に書きなぐることがあって、いやだなあ、と思ってます。
ここではできる限り落ち着いて、素直に言葉を綴ろうと思います。

さて、ブログタイトルですが、わたしは妖怪が大好きです。
三度の飯より好きです。
食べ物大好きなわたしが三度の飯より好きだというものは、この世にあんまりありません。
妖怪好き、というとスピリチュアルな世界が好きなのだろうと、よく誤解されてしまいますが、わたしはそっちは苦手です。
あくまでも文化として、妖怪が好きです。
もっと正確には、妖怪という文化を育んできた日本人、日本という土壌、というものが、とても好きです。
妖怪には言語学、文化人類学、民俗学、歴史学などの学術的側面がある一方、江戸期の黄表紙に代表される洒落、エロ、グロ、絵画、(いわゆる)小説などの庶民のオモチャ的側面があって、どこから攻めても面白い。
わたしは妖怪のことを考えているとき、混じり気のない幸福感に浸ってしまいます。
おおらかだった、かつての日本人の気質に幸福を感じるのかもしれない、と思います。

あ、ブログタイトルだった。

というわけで、江戸時代の知識人であり狩野派の流れを汲む絵師であり、戯作者恋川春町の師匠であった敬愛する鳥山石燕の「百鬼夜行」にちなんでタイトルをつけました。
境界、という言葉は妖怪にぴったりで、怪異というのはさまざまな境界に湧くものです。
それと、わたしは文章を書いている人として、いつも境界に身を置きたい、という気持ちがあって、この言葉を選びました。

これからよろしくお願いします。