2013年10月26日土曜日

卵巣日記・再発編2

さて、ディナゲストです。

偽閉経状態にするらしい、黄体ホルモンです。
飲み始めてまだ二週間少し。現在の状況を書いておこうと思います。

この薬の最大の副作用は、不正出血と言われています。
偽閉経状態ですから、通常の月経は完全に止まります。それを聞いたときはラッキー! と思いました。とにかく月経時が地獄のような苦しみでしたから、それから解放されるのはとても嬉しい。
(すでに月経時でなくても四六時中腹痛がありましたが、それでもあの地獄から思えばずいぶんマシです)
でもディナゲストの不正出血は、激しいらしい。と脅されました。
ひどい人だと生理二日目くらいの大量出血がひと月ほど続いて貧血で入院するほどだということです。
そうなると当然治療にならないので、投薬を断念せざるを得ない。長く飲まないと効果が出ない薬なので、不正出血ひどかったら他の治療法を模索するしかないですね、という話でした。
で、わたしの場合ですが、不正出血と言えない程度の出血があります。(まあ不正出血なんですが)
生理の最終日がずーーーっと続いてる感じです。でもこんなの、痛くなくなることを思えば、全然たいしたことありません。なので不正出血については今のところ、問題なし。

わたしの場合はその他のほうが大変です。
ホルモン治療なので、「これ」と言えない不調が続きます。
まず体温。わたし、朝はだいたい35.5℃くらいです。毎日検温してますが、今もそうです。
でも夜は毎日、37.5℃になります。検温は22時にしていますが、どうも20時を境い目にして上がってるぽい。
というのは、毎日20時を過ぎたあたりで、尋常じゃない眠さに襲われるからです。眠い。眠いのにこんな時間に主婦は眠れないので起きていますが、動きはずいぶんゆるゆると、緩慢になります。
で、21時ごろからまた眠気がどこかに行って、だるさだけが残ります。
ただ、微熱は前回手術する前にも同じように出てましたから、炎症から来ているだけかもしれず、副作用ではない可能性もけっこうありますね。飲み続けて下がるようなら冤罪です。

次に、これが自分にとって深刻なのですが、イライラしたり、ささいなことで落ち込んだり、感情の上下が激しいのです。
わりと何でも許せる心の広い人間なのですが(たぶん)、いつもなら「そこまで怒らんでも」ということで、大声出しそうになるくらい瞬間的に腹立ちが臨界点に達します。
かと思うと、だれかの言った、まったく悪意のないひと言が気になって気になって、「わたしは人に迷惑ばっかりかけてるから、いないほうがマシだ。もうだれにも会いたくない」という憂鬱な気分に襲われます。
どちらも過ぎてしまえばアホみたいな極端な感情ですが、まっただ中にいるときはどうしようもありません。
幸い、今はこれらの感情に支配されっぱなしということがありませんから、まあ通りすぎるのをじっと待つことができます。でももしこういう時間が増えた場合、自分では冷静に「通りすぎるまで待とう」と思えませんので、だれかに決定的な迷惑をかけるのではないかと気が気ではありません。

あと付随して不眠。もともと寝付きも悪いし妙な夢ばっかり見てるんですが、最近は加えて早く目が覚めてそこから眠れなくなりました。気が立ってるんですかね。
そこでハルシオンを処方してもらいました。改善するでしょう。

と、ディナゲストのせいかと思われるホルモンバランスによる不調を挙げましたが、実はこの2、3日でかなり良くなっています。
バランス取るように自分の体が頑張ってくれたんだなあ、と感じます。
腹痛もだいぶんマシになりまして、ロキソニンさえ飲んでいれば、日中の熱のない時間帯はじゃんじゃん活動的に動けます。
ご飯食べたあとだけ、たぶん腸との癒着のせいで痛みが増しますが、こらえていると通り過ぎます。ご飯の一回ずつの量を減らして対応しています。ついでに痩せたらいいな。

というわけで、光明が見えてきました。まずまず順調といっていいのではないでしょうか。ただ前回の手術後1年半の「これが健康というものか!」という爽快さが忘れられないわたしとしては、できたら手術でスッキリしたいなあ、とも思います。
一応セカンドオピニオンのお願いをしたので、受診して方針が異なるようなら、またそのとき考えようかな。

2013年10月20日日曜日

卵巣日記・再発編1

2年前に手術した卵巣チョコレート嚢腫・子宮腺筋症が再発した。
半年前から月経痛がひどくなっていて、「こりゃできてるな」と薄々勘付いていたが、婦人科を受診するというのは億劫なもので、ついつい鎮痛剤でごまかして済ませていたのだった。
ところが2ヶ月前の月経時には帰宅後一歩も動けない、鎮痛剤もまったく効かない、といったことがあり先月に至っては月経終了後高熱が3日下がらないという始末。
2年前もお腹を開けてみたら腹腔に内膜症があって、これが腹膜炎状の症状を起こして激痛&発熱の主な原因であったとわかったのだった。おそらく今回もそうだろうし、なんせ痛くて痛くて熱も高くて、もう誰でもいいから助けてくれという思いで前回手術した総合病院に飛び込んだ。

手術で全部取るしかない、と思っていたし、欲しくてしょうがなかった2人目の子供を諦めてでも、来月も来るに違いないおそろしい痛みから逃れたい、と思っていた。
MRIの結果、左卵巣は多房性チョコが5センチ、右は1センチ、子宮腺筋症もあり、2年前とほぼ同じ状態になっていた。子供欲しかったから残しておいた卵巣が、裏切りやがったわけだ。
前回は「5センチ超えたら茎捻転リスクが一気に高まるから手術!」と言われていたので今回も取ると思っていたら、
「前回の手術も癒着がひどくて大変だったので、今回できるだけ手術は避けたいですねえ」
と言われた。大変だったのは手術した先生であって、わたしは手術後1年半、下腹部痛と無縁の、とても快適な日々を送ってたんですけど。と思ったら
「最近副作用も軽く、痛みに作用するホルモン治療ができたので、それを試してみましょう」とのこと。
なんでも、その薬はそれまでのホルモン治療とは違い、男性化や骨粗鬆症のリスクが低く、長期間飲みつづけても安心。というより長期間飲む方が効果が高いという。
薬はディナゲストという名前。薬代が高い以外は、いいことばっかり!(不正出血があるだろうけど)みたいな説明だったので、ひとまず飲んでみることにした。

無敵の救世主と思われたが、ディナゲスト投薬はホルモン治療。
ホルモン治療ってのはやはり、いろんな体の変調をもたらす。
その内容は次回。